六月の1曲♪


ドヴォルザーク「ユーモレスク」Op.101-7


さてこれは私の個人的な感覚なのでしょうか。

梅雨ときいて思い浮かぶのがこの曲なのです。


雨あめふれふれ♪

…的なリズムだからかな、うん、きっとそうだ。


雨をテーマにした曲にはなぜか付点のリズムが多いのですが、他にも思い浮かびますか?


雨に唄えば♪ 

雨なぬれても♪


など、雨の中陽気にスキップするよなイメージでしょうか。これらの曲のせいで僕の中ではどうもユーモレスクが雨のイメージになってしまいました。


ただ、これらに比べるとユーモレスクは少ししっとりしています。冒頭の指示はPoco Lento et grazioso (ややゆっくり、そして優雅に)、優雅に、優雅に、そうです、優雅に弾かねばなりません。


超有名なわりにあまり弾かれないのもこの曲の不思議なところ。素晴らしいピアノ曲だと思いますこれは。