8月になります。
僕の1番好きな季節です。とはいえ初日から暑すぎますわ。マンションの格子で火傷するかと思いましたよ。
先日、ピアノを教えていて嬉しいのはどんな時？
という質問を受けました。
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これはね、色々ある、本当に色々ある。色々ある中で、僕が特にそう感じるのは、あのー、次にこの曲を弾いてみたいんだけど？と相談を受けた時、これはかなり上位にはいる。
こういう時って、みんな目が輝いている。
これからのことを想像しながら期待に胸を膨らませて。そんな楽しそうな人を見るのが僕は大好きなのだ。よくぞ言ってくれた！と、これは嬉しいのだ。
中には、高望みはいけないんじゃないか、今の自分には程遠い目標なんじゃなかろうか、そう考えてしまう人もいるかもしれない。賢明な判断だ。だけど心配しなくていい、希望を言うのに遠慮はいらない。
習い始めたばかりだけれど、トルコ行進曲が好き！弾いてみたい！まだ全然指動かないけど、英雄ポロネーズを弾きたい！ラ・カンパネッラを弾きたい！そういうの、全然OKだ。
もちろん、実際に弾けるようになるには途方もない時間と労力が必要ではある。地道に、段階を追ってクリアしなくてはならない課題が山ほどある。その現実には、いずれすぐ直面するだろう。
でもいい、そんなことより、挑戦したいという情熱をぶつけてみるほうがいい。自身からの意志に突き動かされ挑む試練は、決して苦痛ではない。きっとほんの少しの上達にも喜びを感じることができるはずだ。
その情熱をもち続けること、それが才能だ。
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こんなことを暑く、いえ熱く、申し上げておきました。
さて、何が弾きたいですか？